3/7練習風景


残念ながら4/5の堺音楽祭は5/4に延期になりましたが、寧ろその分練習日が増えたという事で、却って助かったと言えるでしょう。課題曲である「soiya sakai」はまだ譜読み段階ですので、3月中にしっかりマスターして、4月からハーモニー練習が出来るように目標設定です。


今日は久々の練習とあって、発声練習を少ししっかり目にしました。単に高い音が出る、大きな声が出る、というのは別に良い事ではありません。声は小さくても、しっかりとした音程で安定して滑らかに出せる事が重要です。それにはもちろん訓練も必要ですが、音に対するほんの少しの意識の違いでもすぐに変化が出ることは、今日の練習で解ってもらえたと思います。音(音程)を一つ一つ歌うのではなく、あくまでも詞を「語る」のが歌ですので、常に同じ息遣いで、言葉を話すように滑らかに声を出して、その息に音を乗せることを毎回心掛けてみてください。

毎回練習していて思うのは、当団はどんなに途中で崩れかけても音迷子になっても、必ず最後は無事に歌い終えられる、ということです。これは兎に角スゴイこと!! ほぼ音程も狂わずよく復帰出来るなぁと毎回感心しています。恐らく歌うことに対しての不安が少ないのだと思います。不安だと、みんながみんな周りに頼りすぎて、出している音に対して疑心暗鬼になり総崩れしていくものなのですが、自信を持って歌えるという事は恐らくしっかり予習してきている成果の現れなんでしょうね。あとは指揮をよく見てもらえると、嬉しいなぁ。


指導:髙岡 康平



わだち

わだちとは、輪・達:車椅子の仲間 わだちとは、和・立:童謡・唱歌など、日本の音楽を大切にする わだちとは、和・達:和声・和音の集合体 わだちとは、我・立:演者と聴衆が一緒になって演奏会を創る わだちとは、轍:われわれが造る新しいスタイルの軌跡 それが、わだち。