11/09練習風景


嬉しい事に、今日から新メンバーさんが入られました♪
ようこそ、わだちへ!!

先ずはいつもの通り、お顔の体操から始めます。
女性の方はお化粧をされているので気になるかと思いますが、この際しっかり変顔をしていただいて頬筋下顎筋~胸鎖乳突筋を伸ばし、声をコントロールする声帯筋外側筋を柔らかくしておきます。そして

ニッコリ!

コレは大事。どうしても楽譜を机においてガン見してしまうと、型が前にすぼんでしまい声道も詰まります。何よりテンポがずれてしまいアンサンブルになりません。少しずつ歌詞を覚えてきたところで、楽譜から目を離し、指揮に合わせるという練習もしてみました。


今日はサライ音楽祭で予定している演奏メニュー(6曲)のうち4曲を練習しました。

『春の小川』
『夕焼小焼』
『茶摘』
『通りゃんせ』

音域的に男声にはちょっと高い曲もありますが、音を出せばいいというものではないので、出にくければ無理に出す必要はありません。それこそ裏声でも構いませんが、兎に角マスケラ(眼鏡のブリッジ付近)に音を当てるように意識して、鼻から楽に息をして声を乗せましす。

皆さん一度は歌った事のある歌ですが、実はわだちで扱う楽譜は歌詞が違うものがあります。唱歌は教育材料ですので、何年かに1度の教科書改訂の際に内容が見直され、仮名遣いのみならず時代にそぐわないとして歌詞そのものが変更されたり、リズム・メロディ・調なども変更され、原形を留めないものがたくさんあります。これらの作品の原型・生まれたままの姿を是非知っていただきたく、わだちでは原典に沿って練習します。

『春の小川』は「はーるの」「きーしの」「うーたえ」などスラーの掛かる単語が「は・あ・る・の」「き・い・し・の」「う・う・た・え」とブツ切れになると日本語として成立しなくなるので、詩を中心に「歌う」のではなく「読む」を心掛けてもらいました。


初めて参加のメンバーさんも、何回か繰り返して練習するうちに最初よりずっと音楽らしく歌えました。サライ音楽祭への参加も突然ながら乗り気でOKしてもらえました♪ 来週も引き続きサライに向けて、更には今後の発表の場に向けて、レパートリィをどんどん増やしていきましょう。


11/9 指導:髙岡 康平


参加・見学ご希望の方、当HP【参加要綱】の連絡先までお気軽にご連絡ください。


わだち

わだちとは、輪・達:車椅子の仲間 わだちとは、和・立:童謡・唱歌など、日本の音楽を大切にする わだちとは、和・達:和声・和音の集合体 わだちとは、我・立:演者と聴衆が一緒になって演奏会を創る わだちとは、轍:われわれが造る新しいスタイルの軌跡 それが、わだち。